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FIFA汚職で揺れるW杯開催地 2022年日本の開催はあるか?

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FIFA(国際サッカー連盟)の大規模な汚職が連日ニュースになっていますが、2018年のロシア、2022年のカタールのW杯開催の雲行きが怪しくなってきましたね。

 

FIFAでコンプライアンス(法令順守)担当の最高責任者を務めるドメニコ・スカラ氏は、このほどスイスの週刊紙の取材に対し「投票結果が買収によるものだったことを示す証拠が提出されれば、両国(ロシア、カタール)の選出は無効となる可能性がある」と明言した。

 

www.cnn.co.jp

 

にわかに代替開催の可能性が出てきたW杯開催地。W杯の開催が決まれば巨額の経済効果が見込まれるため水面下で多くの国々が虎視眈々と狙っているようです。

 

 

W杯は今まで代替開催ってあったの?

 

 

FIFAW杯の代替開催は、かつて1986年の大会でありました。

 

1986年の第13回大会は当初はコロンビアの開催の予定でした。

 

しかし、コロンビアは経済状態の悪化を理由に開催地を返上。代替開催地としてメキシコが1970年以来2度目の開催地となりました。

 

ちなみにこの1986年時点で2回目のW杯の開催地となったのはメキシコが初めてです。

 

その後は代替での開催ではありませんが、イタリア、フランス、ドイツ(前回は西ドイツとして開催)、ブラジルが2回目のW杯開催を果たしています。

 

 

かつてのW杯開催地の疑惑も浮上

 

 

かつての開催地についてもFIFAの元理事からも衝撃的な発言が飛び出しています。

 

『サンデー・タイムス』はボツワナ出身の元理事であるイスマエル・バンジー氏の証言をもとに、2004年5月に行われた理事会で不正が行われていたことを報道。「2010年W杯の開催地はもともとモロッコだった」と結論付けた。

 

web.gekisaka.jp

 

おいおいという感じですが、南アフリカでの開催。南アフリカイギリス連邦に所属しているとはいえ、さほどサッカーが強くもなかった。

 

経済は発展著しいとはいえば、まだまだ発展途上。アパルトヘイトなどの人権問題や国内の治安問題を抱えながらでの当時の決定は驚きでしたからね。

 

アメリカの大会でも不正の疑惑がありますしね。

 

 

2022年のW杯の日本開催はあるか?

 

気になるのが代替開催としての日本開催。

 

サッカーファンだけでなくスポーツファンなら憧れのワールドカップ。

世界のトッププレイヤーのプレイを生で見たいですからね。

 

ココでいち早く反応したのがサッカーの母国

 

 

イングランド

 

 

イングランドはサッカーの母国でありながら開催はまだ1回。

 

しかもイタリア、フランス、ドイツなどサッカーだけでなく経済的にもライバルの関係にある欧州の周辺国が2回開催を果たしています。

 

もちろん正式な発表ではありませんが、開催地として名乗りを上げても決しておかしくないなという感じです。できれば2018年同じ欧州で開催されるロシア大会の代替でと考えてくれればいいものを…。

 

www.soccer-king.jp

 

 

これにたいして日本の反応はどうかというと、

 

 

今のところ慎重な発言

 

 

2022年にはもともと立候補をしながら敗れながら、しかも共催という中途半端な開催のみなのにね。

 

JFA大仁会長は2020年の五輪開催もあるので国内情勢を見極めながらと慎重な姿勢ですね。

 

 

www.sankei.com

 

 

その東京五輪もちょっと問題を抱えていますからね。

 

www.sankei.com

 

日本の経済もかつての輝きを失っていて、財政面も火の車。

 

簡単には代替開催はできないでしょう。FIFAクラブワールドカップが第3国の日本で開催されるようになったようにね。

 

今後日本が伸びる可能性を秘めているのが訪日外国人の観光事業がその有力な一つです。

 

だとすれば、個人的には財政面の不安もあるのですが、2019年のラグビーワールドカップ、2020年の東京オリンピック、2022年のFIFAワールドカップと立て続けに開催すれば既存の施設も活用できるし、幾分費用負担も少なくて済むと思うのですが。

 

それに2022年は、もともと立候補をしてたわけですから、開催の大義もあるのかなと思います。

 

 

このFIFAワールドカップの開催地代替問題。今後の動向が気になります。